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幸せのハードルを下げてみる
投稿日 2021年1月9日 23:00:00 （ラブラドールレトリバー）
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雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
（宮沢賢治）
こんな詩を
思い出した。
マミィが
中学生の頃に
好きだった。
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もしも人間が・・・
あまり欲を持たずに
謙虚に、慎ましやかに
生きていたら・・・
たとえ
コロナ禍のただ中でも
喧々とせずに
大きな不安や不満を抱えずに
もっと穏やかに
暮らせたのではないかなぁ
と。
戦争も、
大量の食物の廃棄も、
地球温暖化も
起きていないのでは
ないかと。
もっともっと・・・と
求めすぎ、
強欲になりすぎて、
この国は失敗したのでは
ないかなぁ・・・
たくさん持たずとも
暮していくのに
足りているのであれば、
それで
十分幸せと感じられれば、
どんな時でも
心豊かに
暮らせるはずなのに。
ニッポンいうこの国は
経済を優先するあまり、
恐ろしく心貧しく
なっている。
国民の命より
経済を優先して、
その結果として
経済破綻を招きそうだ。
マミィは・・・
人の命を犠牲にする
この国に
未来はないように
思えてしかたない。
Source: わん子な生活 『アルマくん成長記』
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