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今日は大将が頑張った病気について…
投稿日 2020年6月24日 16:49:23 (バーニーズマウンテンドッグ)
今日はまた大将の話題です。
少しさかのぼって大将が患っていた「馬尾症候群」という病気についてお話ししたいと思います。
大将が馬尾症候群で手術をしたのが5才3ヵ月の時でした。
馬尾症候群の症状が現れたのが、今思うと3才の終り頃だったと思います。
歩きながらオシッコの垂れ流しが始まったのです…ずっと道を作るようにダラダラと垂れ流しながら歩く姿に、何も知らなかった私は「なんでオシッコしながら歩くの!」って大将に注意していたんです!
それが家の中でも頻繁にするようになったので、さすがにこれはおかしいと思い受診しました。
でも病院では膀胱の筋肉が弱っているのかも知れないと、膀胱の収縮を促す薬しかもらえず、当然垂れ流しの症状は治まることはありませんでした。
そこで何軒か病院を変えて診てもらいましたが原因は不明…大学病院にも一日預けて全身の検査もしてもらいましたが、ここでもわからず…
そのうちオシッコだけでなくウンチも気が付いたら出ている状態に…(グーグー寝ていても出ていたり…)
結局、ハリやお灸にも通ったりしましたが改善することはありませんでした。
ほとほと困っていた頃、大将の脚に力が入ってないのに気が付きました…車にもポンと乗ることさえ出来なくなってきたのです。
これは本当におかしいと思い、今度は動物の運動器を専門に診てくれる病院を受診したのです。
そこで初めて「馬尾症候群」と診断されたのです…やっと病名が判明したのです!
この病は動物の尻尾の付け根近くにある骨が馬尾神経を圧迫して、排せつをつかさどる神経を麻痺させてしまうのです。
しかも、この病は進行性の病気なので、このまま放っておくと大将はあと2、3ヵ月のうちに歩けなくなってしまうと先生に言われ、それから間もなく腰の骨を削る手術を受けたのです。
腰の手術を受けた後、確かにオシッコはピタリと止まりましたが、長年自力でオシッコを出していなかった大将は、今度は自力でオシッコを出すという行為が出来なくなってしまっていたのです。
それから大将と私の力を合わせたリハビリ生活がスタートしたのでした…
でも、まずは自力でオシッコを出せない大将の為に、私が大将の膀胱を圧迫して排せつをさせなければなりません!
最初は全然出すことが出来なくて毎日病院に通い、担当の先生に何度もオシッコの出し方を教えてもらって、やっとコツをつかみ圧迫排尿が出来るようになったのでした。
それからはご存じの通り、毎日のリハビリをしながら筋力の維持に努めました。
どうしても、つま先を引きずるので爪からの出血を防ぐために靴を履かせて歩きました。
それでも頑張る大将の様子です。
毎日馬尾症候群を克服するため頑張っていましたが…最後はガンに侵され馬尾症候群を克服することなく憎らしい病に力尽きた大将…7才1ヵ月でした。
下の動画が最後のリハビリとなり、この日からわずか9日後旅立ってしまったのです。
大将が笑顔でリハビリを頑張っていただけに残念でなりませんでした。
でも大将は最後までとても楽しそうで辛そうに見えませんでした…
この笑顔が物語っていますよね!
大将と向き合ったリハビリ…これは今でも大切な思い出です。
今日は大将が最後まで生きようと頑張って来た姿を見て頂きたく、改めてこのお話をさせて頂きました。
では今日は、そんな頑張り屋だった大将にポチっとお願いいたします。
Source: よっ、大将!
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