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秋の足音
投稿日 2019年8月23日 05:00:00 (ラブラドールレトリバー)
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一つのメルヘン
秋の夜は、はるかの彼方かなたに、
小石ばかりの、河原があつて、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射してゐるのでありました。
陽といつても、まるで硅石けいせきか何かのやうで、
非常な個体の粉末のやうで、
さればこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもゐるのでした。
さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
淡い、それでゐてくつきりとした
影を落としてゐるのでした。
やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今迄流れてもゐなかつた川床に、水は
さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました……
(中原中也)
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今日のマミィは
お疲れ気味なので
大好きな詩を
ひとつご紹介して
オシマイ。
そろそろ・・・
秋の気配を感じる
今日このごろ
・・・で
ゴザイマスね。
この写真・・・
昔っぽく
見えるかもしれませんが、
きょーのアルマくんデス
Source: わん子な生活 『アルマくん成長記』
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