-
誰かを救うということは、自分を救うということ
投稿日 2019年8月10日 17:30:00 (ラブラドールレトリバー)
~虐待で右目と後ろ足をつぶされ、
障がいを負った犬・未来ちゃん
に学ぶ「命の授業」~
障がいを負った犬、
未来ちゃんとともに
小・中学校などを
回りながら、
人や犬の命について
説いている、
児童文学作家の
今西乃子さんという方の
活動を
紹介している記事が
あった。
詳しくは
そちらを
読んでいただくのが
1番だと思うのですが・・・
(⇒こちらの記事)
ある小学校の
体育館に集まった児童に
彼女が
「自分のこと、
好きですか?」
と聞くと
口々に
「きらーい!」
と
答える子どもたち。
という部分に
マミィは驚いた。
みんなが
「キライ」
と答えたの?
日本の子どもたちは
「自己肯定感」が低い。
とは
聞いているけれど、
みんながそう答えた
というのには
驚く。
マミィも、
自己肯定感は
かなり低いけど・・・
これって
最近増えている
凶悪な事件にも
つながっていくようで
恐い。
人間から虐待を受け、
動物愛護センターに
保護されていた
両足を失い、
目をつぶされた
子犬の写真とともに
「命の授業」が続く。
この子犬を引き取った
女性の話の中で、
センターの職員から、
『もっと健康な子犬を
引き取ったら? 』
と
言われた彼女には、
どうしてもこの犬で
なければならない
理由があった。
「それはなぜだと
思いますか?」
と、
作家さんは
子どもたちに問いかける。
実はその人には、
飼っていた愛猫を
自分の不注意で
交通事故に
あわせてしまい、
安楽死させざるを
得ない状況に
してしまった過去が
あったという。
彼女は、
どこかで自分を
責め続けていた。
だからこそ
虐待を受けた子犬を
見たときに、
『このコを救わなければ、
自分をずっと
好きになれない』
という思いがこみ上げ、
子犬の命を救うと
決めた。
「つまり、
誰かを救うということは、
自分を救うということ。
逆に、
誰かを傷つけるということは、
自分を傷つけている、
ということなのです!」
・・・と語る作家さん。
マミィは
とてもよくわかる。
ごくうさんを
成犬にできずに
亡くしたので、
どうしても
黒ラブの男の子を
成犬になるまで
無事に育てなければ
・・・
と、
思い詰めた日々が
あったから。
その頃のマミィは
まだ保護犬については
よく知らなかったので
アルマくんは
保護犬ではないけど、
アルマくんを
育てることは
やり残した仕事を
することだった。
もちろん、
だからといって、
心の傷や痛みが
消えてしまうわけでは
ないのだけれど、
そうやって・・・
少しずつ
自分を許して
いこうとしている・・・?
いや、
言葉ではうまく
表せないけれど。
そして・・・
だれかを大切にする、
だれかの力になることを
繰り返しながら・・・
自己肯定感の低い
日本の子どもたちも
少しずつ
自分を受け入れて、
自分を
好きになっていける
のかもしれないね。
育てる側と
育てられる側
助ける人と
助けられる者
お互いに
力を
与え合っているんだよね。
Source: わん子な生活 『アルマくん成長記』
最新情報